こども園はなぜ増えているのか

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なぜ増えているの?

こども園は年々その数を増やしています。なぜ増えているのか、その理由を知りましょう。

なぜ増えているの?

着実に増えている

2006年にこども園が創設されて以来、施設数は着実に増えています。2017~2021年のデータでいうと、毎年500~1000単位で増えていますよ。今後もさらに需要は高まっていくことが予想されます。一方で、幼稚園の数は減少しています。やはり、預けられる時間の短さが影響しているようですね。また、幼稚園型のこども園に移行する施設が増えているという背景もあります。

増えている理由

こども園が増えた理由としては、就労有無にかかわらず利用できる点が大きいでしょう。通常の認定保育園だと、入園希望者が定員を上回ると市町村による入園選考が行われます。この場合、何らかの理由で子どもを家庭で保育する時間を確保できない家庭が優先されます。しかし、こども園であれば就労の有無にかかわらず利用できるので、受け入れの幅が広くなります。「自分の代わりに子どもの面倒を見てほしい」という理由だけでなく、「就学前に読み書きなどを学習してほしい」「就学後のギャップをできるだけなくしたい」といった要望にも応えられるわけですね。保育・教育に対するニーズが多様化していることも、こども園が増えている大きな理由です。
また、近年は少子化によって兄弟や子どもそのものの数が減っています。そのため、集団活動や年齢の違う子どもと交流する機会も減っています。その点、こども園は交流の機会をたくさん得られる点がメリットですね。もちろん、保育園や幼稚園でも他の子どもと交流する機会はあります。しかし、施設によっては対象年齢が限られていたり、対応が区切られていたりします。こうした背景もあり、就学前に集団行動を実践できるこども園の需要が高まっているんですね。

待機児童や子育て支援

待機児童問題の解消という大きな目標があることも、こども園が増えている理由の1つです。こども園ができる直前は、都市部を中心に約2万人もの待機児童がいました。一方で、幼稚園の利用者は10年間で10万人も減っており、需要と供給のバランスが崩れていたんですね。こども園ができたことによって、待機児童は2022年4月時点で3,000人以下にまで減りました。
また、子育て支援という面でもこども園の存在価値は大きいですよ。核家族化が進行し、地域の子育て力は低下しています。そうした中で、小さい子どもを育てている家庭への支援が不足している状況です。こども園は、こうした家庭への支援を行う場所として大きな役割を担います。子育て相談の場や親子の交流の場としても機能しており、地域に根付いた子育て支援を行っているんですね。

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